PART I 【１】〜【５】の解説と時間配当
ここでは、はじめに、植物は、自前で生きている生物であることを学ばせ、
その自前で栄養をつくる（光合成をする）ためには、光と水は欠かすことので
きぬものである。光がなければ、水がなければ死ぬのである。そのことを植物
のくらしを見ていく最大の武器とさせたい。いかなる場所のいかなる植物を見ても、
「光は」「水は…・‥」と考えられるようにしたい。
【１】 動物と植物………（0．5時間）
ここでは、すでに「動物の世界」を学習しているものとしてすすめる。
動物の場合も同じようなことをやっているので「今度は、植物博士のチャン
ピオンを決めよう」なんてやりだすと、みんな必死になってやりだす。書いて
いるのははとんど「花」が多い。「野菜でもええん？」「木は？」なんて聞く
生徒がいたら「えっ、あれ動物か？」なんて言ってやるといい。あきないよう
だったら時間を少し延長してもいい。
（2）では、あんまりこちらからおしつけないように「動かない」「緑色してい
る」等々ぐらいにしておく。「光合成をする」も出てくるだろうが……。