ビニール袋に入れた気体Ａを子どもたちに見せました。上から落としてみせて、空気よりも重いことを見せました。ドライアイスとアルコールで、マイナス７０℃位になることも教えました。
子どもたちからは、次の４つの予想が出ました。
@液体になる（固体にまでなるという子もいた）。
Aけむりになる。
B変わらない。
Cふくらむ。
@の理由は、実験６でアルコールの気体が冷やすと液体になったから、これも同じと考えました。また、固体にまでなると考えた子たちは、マイナスの世界で冷やすから、固体になると考えました。
Aのけむりになるという考えは、気体Ａが二酸化炭素だとしたら、人間が冬の寒い日、息を吐くと白くなるから、というのです。その子たちに、「気体Ａが二酸化炭素でなかったら、どうなる？」と聞くと、「液体になる。」との答えでした。
BとCの理由は、何となくということでした。
〈ノートより〉
・予想：えき体になる。
理由：マイナス６０度は気体Ａにとって冷たいものだと思う。この前の実験で、ビニールにアルコールをいれてお湯にいれると、あたためられてふくらんだ。そして、ひやすとえき体になったのと同じで、気体Ａもひやされるとえき体になり、あまりにつめたいため、固体になる。
結果：えき体になった。
感想：固体になるのはマイナス２００度かで、固体にはならなかった。気体Ａは、ブタンとよばれるガスだった。ブタンはもえる気体で、チャッカマンで火をつけたら、アルコール以上にもえた。（ＨＳ）
・予想：えき体になる。
理由：？
結果：えきたいになった。
発けん：気体がえき体になって、人間の手の温度でもあわだっていた。
かんそう：そのえき体の気体に火をつけたら、火がついた。今までで一番すごい火だった。その気体Ａは、ブタンというプロパンガスの仲間だった。（ＳＴ）
・予想：きたいが、水てきっぽくなるのか？（えき体）
理由：急に温度がマイナスになって、びっくりする？
結果：えき体になった。
感想マイナス２００℃ぐらいまでさげるとこたいになるっていうけど、すごい。空気より重い。ブタン。外に出すと、気体になってへっていく。あわだちながら。ブクッ、ブクッ。（ＮＳ）
・予想：けむりになる。
理由：？
けっか：えき体になった。
かんそう：Ａはブタンという気体で、おもしろい名前だと思った。しかも、火をつけたら、ゴーともえた！！びっくりした。少しかたまっていた。手でさわっただけでもあわがたっていた。アルコールより、火をつけたらすぎいいきおいでもえていた。ファイアーというかんじだった。火をつけたら、少しあったかくかんじた。（ＮＹ）
・予想：しけん管に移って、液体になる。
理由：実験６と同じようにマイナスの世界で冷やすから。
結果：液体になった。
感想：水であたためたブタンに火をつけたら、ぼっとはげしくもえあがった。あわだっていた。
ぎもん：なんで水に入れただけでふっとうしたようにあわだつのか。
理由：マイナスの世界にとっては、水でもあたたかいのかもしれない。（ＩＵ）
・予想：液体になってこおる。
理由：？
結果：こおりはしなかったけど、液体になった。液体の入った試験管を手でにぎったりすると、あたたかくなって気体になるから、あわが下からぶくぶくとでていた。
感想：気体から液体になった気体Ａにチャッカマンで火をつけたら、ぼおと火がついた。火は、だいだい色だった。３０pくらいの大きさだった。（ＭＡ）
・予想：まず、えき体になってから固体になる。
理由：この前の実験で、気体からえき体になったから、まずえき体になって、もっと冷やされると固体になる。
結果：えき体になった。
感想：固体になると思ったらえき体になった。
発見：ブタンのえき体が白くにごっていた。たぶん、ちょっとこおってたんだと思う。たと、すっごいもえた。（ＮＴ）
・予想：えき体になる。
理由：？
結果：気体Ａ（ブタン）はもえる液体になった。気体に火をつけたら、大きい炎がでた。前とちがってオレンジ色の火だった。（ＫＫ）
・予想：液体になる。
理由：実験６のように、液体になると思う。
結果：液体になった。
感想：私は、ドライアイスとアルコールで、マイナスの世界になるなんて、すごいと思った。気体Ａは、プロパンガスだった。そのしけんかんの中は、液体が入っていた。その液体に火をつけたら、「ボッ」と、中かの料理を作っているコンロみたいだった。すごくびっくりした。（ＵＵ）
（ＫＳ）〈二度目のまとめ〉
@アルコールをあたためると（７０℃以上）、あわをたてて、液体のアルコールが気体になる。（ふっとうする）
A気体のアルコールを冷やすと、液体になる。
B気体のブタンをマイナス７０℃んい冷やすと、ブタンは液体になる。ブタンの液体をあたためると、気体になる。
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